映画ブログでおナス。

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フィルマークス始めたので映画の話しません。

無職日記 #DAY1~7

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無職になったので、これまで3日と続いたことのない日記を書いてみようと思った。一発目で既に1週間まとめて1記事にしようとしているところを見て「あらこの子大丈夫かしら」と思ったあなたには十分な母性が備わっていますので安心して子供を産み育ててください。産み育てなくてもいいです。

後先考えずに何かを辞めたのはこれが初めてかもしれない。退職を決意してから1週間は殺伐としたオフィスでニヤニヤしながら長時間労働をする狂人だったので、退職を考え始めてから退職に至るまでのプロセスも今後まとめたらおもろいんちゃうかと思ってるけど今は面倒臭いので就職先が決まったらにしようかな。

退職検討~退職まで、運よくいろんな人が何の気なしに連絡をくれて有難かった。おまけに退職日当日は寵愛している後輩を朝から呼び出し、一日一緒にいてもらった。なっさけない。でも楽しかった!

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エージェントと会話したり書類を準備したりと色々していたものの仕事をしてた時に比べたらやることがなさ過ぎて、退職してから3日目くらいの1日は死にそうな気分だった。でもそういうのはその1日だけで、案外なんとか正気を保って暮らしている。社会からの断絶感みたいなのは文字通り”感”でしかないし、それを感じているか感じていないかはやらなきゃいけないこととは無関係なので気にしても仕方ない。

6日目になると、今度は人生の停滞感に嫌気がさして突発的にピアスを開けに行くなどした。左耳をガシャンとやった瞬間、ピアスのキャッチが粉砕&はじけ飛び、私の胸は恐怖でいっぱいになったがドジっ子ドクターはなんとか代わりのキャッチを調達し、私の開けたてほやほやの穴にまあまあな刺激を与えつつもNEWキャッチを針にぶち込んでくれて一件落着と相成った。

まあドジっ子だから仕方ないよね。痛みとしては、靴擦れの方がよっぽど痛いなと思った。そんなことより私が恐れているのは急にケンカになった時どうすんのかということである。古くからの付き合いの人間は耳にタコができるほど聞かされてきた話だと思う。

私だったら、ケンカをするとき相手の耳にピアスがあったのなら迷いなく引きちぎりにかかる。なのでピアス穴を開けるなどという行為は自ら弱点をつくりに行く行為に他ならないということになるのでずっと躊躇していた。かれこれ7年くらいかな。これからはカッとなってもケンカになだれ込む前にピアスを外すという動作をいれなければならないので覚えておきたい。

一番よくあるこの論に対する反論として「急にケンカすることなんかなくね?」というものがある。しかしどうだろう?東北大震災の時、そんな大地震が急に起こると発生前数時間のうちにちらっとでも考えていた人が何人いた?

とはいえ、全ての可能性を有効なものとして認識し続けていると人は狂ってしまう。そこを理解したうえでワクワクするイベントの可能性を0にしたくないという思いがある。殴り合いのケンカなんかしたことないけど、それが一生ないとも思いたくなくない?ファイトクラブとか見たことある?という思いが上記の詭弁へと駆り立てていた。これを考え始めたときは多分ファイトクラブみたことなかったけど。まあそういうこと。

じゃあなんでピアス穴開ける気になったの?というと普通に耳たぶが引きちぎられる可能性に対する懸念よりも一発行動を起こしてなにかを変えてえなという思いが強くなったからだと思う。あとここまで引き延ばしてると相当ビッグイベントでも起きない限り行動に移せないよね、なんかもったいなくなっちゃって。

転職に関してはもう仕事辞めちゃったし、やるべきことは既に決まっているのであとは神頼みというか””気””に任せるしかねえという気分になっていて、身体に穴があけりゃ風向きも変わるやろという母親から伝授されたざっくりスピリチュアルな発想のもと、穴を開けてみた。1日経ったけど特に何か変わったことやモリモリ力が湧いてくるなどということはない。

ちなみに母親は何か死にたくなるほど嫌な出来事が起きたときにピアスの穴を開けていたそうだが最終的に7つの穴が開いたとのことでこのエピソードトークを聞かされるたびしょっぱい顔になってしまう。

明日は雨だってわかっていたのにバイトの面接をなぜか入れてしまったので行ってくる。前職では寝食の時間を削って日程調整していたのでその経験を活かして頑張ります!って言おう。私が採用担当者だったら引くけど。