バイト先の人たちの人間性が分かってくる頃合いだ。インターンの子で割と痛めの男の子がいる。どう痛いかと言うと、なんか指摘された時にとにかく意味不明の言い訳をしまくるという子で、私は割とおもしろく眺めていた。
その子は入社日が一緒なので共に研修を受けたのだが、そこで二人になった時に世間話をしていたら、ほんとはアセマネに行きたかったと言っていてそこらへんのプライド的なものが邪魔してるんだろうな～などと邪推しつつ見守っていた。
正社員の子と、元CAのアルバイト仲間の子とお昼ご飯を食べた時に二人からそのインターンの子の悪口を聞かされてげっそりしてしまった。言い訳をする、見た目が無理、電話が下手くそ等々…粒度が異なる色々をあげつらってすごい勢いで批判していて引いてしまった。
その子がどんなに仕事ができなかろうが素直じゃなかろうが見た目は関係ないし、見た目でジャッジしている時点で今時期組織に所属している存在としてアウトなんだけどな～
こちらも見た目の話だが、元CAの子の話を聞いており、CAは歯並びの綺麗さ、肌のきれいさ、傷がないか、身長などで採用・非採用が決まるとのことだった。
なぜせっかく人間に生まれたのに犬や猫みたいにジャッジされたいのか理解ができないのだけどシンプルにそういう世界があることが珍しくて「へー！すごいっすね！」と興味津々に聞いていたら「そんなの当たり前ですよ」となんだか誇らしげだったので気分よくなってもらえたようでよかった。
その子は私がkindleを使っているところをどこかで見たらしく、kindleの話になった。最近なにを読んだか聞いたら自己啓発本を読んでいるとのことだった。もうこれ以上話すのはキツいとジャッジしてunlimitedで気軽にいろんな本が読めていいよねという話にすり替えてやり過ごした。自己啓発を頑張って、圧倒的幸せを掴めるといいね。
