映画ブログでおナス。

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フィルマークス始めたので映画の話しません。

無職日記 #DAY44

日記のスケジュールがビハインドし続けているので今日取り返しにかかっている。日記ごときでビハインドするな。今日の主なスケジュールとしては午前オファー面談→午後バイトという感じでこなしてきたわけだけど、オファー面談の際は社長→副社長→マネージャー→若手の方々とかわるがわる話を聞いて疲れた。

お昼ご飯をごちそういただいて素直に楽しかったので珍しいことだと思った。それと新卒時代一緒にランチに行って誰も飯をおごってくれないことに絶望していたのを思い出した。なんてやつなんだろう。でもなんかそういう小さくてくだらないところが自分では大事で、それがジワジワきいてくるんだよな。そこを認識したうえでどう処理していくかみたいなところをちゃんと考えてやっていこうね、と思っている。

道中で雑談している最中にとある文脈で「コンサルタントはお弁当を作らない」って言葉がペロッと出て「「ブギーポップは笑わない」みたいに言うな!」って内心思っていたけど思い返すと私の方が意味わかんねえな。

私は毎日1時間以上湯舟に浸かっていて、それが睡眠時間を削っているように思うがなかなかやめられない。美容のためとかではなくシンプルに湯舟から出られない。湯舟から出たらすなわち一気にGと闘わなければいけなくなるということだし、長い髪を洗うという大仕事が待っているからだ。ショートにすればいいやんと言ってくる人(たいてい男)もいるが似合わなかったときの責任取ってくれんのか?無責任なやつばっかで嫌になる。次言ってきたやつは肩パンです。

めんどくさいけど世界中のみんなが坊主になるとかでなければ今のところロングもやめられない。私は今この瞬間ボーボボの毛刈り隊に一番感情移入している人間だと思う。

今日はめんどくさい感情+狭い湯舟に浸かりながらこれから入社する会社でやっていけるかどうかという不安に苛まれていた。行きたかった会社からオファーレターもらって、サインしてから数時間後には気分がどん底に落ちてしまうのだから本当にコスパが悪い。

というのも外っ面を取り繕う技術だけ高くて本質的な能力がないのがすごく嫌でそれが不安の理由になっているのは分かっている。だからきちんと言い訳する余地を無くして真剣に努力していく経験が必要。遠回りしたけどそれには最適な環境にたどり着いたと思っているからいつかしんどくなったら私はこの日記を読み返してほしい。

なんでも本気でやった方が楽しい。というか本気orふてくされる以外の選択肢がないっぽい。体育祭も文化祭も全力でコミットできた時はめちゃくちゃ楽しい、みたいな。ふてくされてしまったら何もできないから「やる」方向に持っていく必要があるんだけど今から既にもう辛いのなんとかしてくれ~~~

無職日記 #DAY43

遠路はるばる有明までCreepy Nutsのライブに行ってきた。

寵愛している後輩もCreepyが好きなので、ライブがあるたびに彼女の分までチケットを申し込むことにしているので一緒に行った。愛が重いよね。

座席につくとバルコニー席であまり期待はしていなかったのに思いのほか超いい席で興奮してピョンピョンしていたら開演前から少し疲れてしまった。

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ヒップホップには詳しくない、というか詳しくなるには歴史が深くて広すぎるし、デジタル化されていない音源や情報も多いのでとてもではないが追いきれない。でも手の届く範囲で少しずつ色々知っていきたい。

Creepy Nutsに関しては成功してからの曲も普通に好きだが、ネガティブで自意識がデカいけど上昇志向があるしやたら噛みついて回るみたいな二人の時代の曲が特に好きだから「助演男優賞」の時はとりわけ無言でピョンピョンしていた。あとR-指定の抽象的なMCを整列して立ちっぱなしで聞いていたらみんなで校長先生の話を聞いているように思えてきてなんだかおもしろい気持ちになっちゃった。

とにかく生業だけでもライブに行く価値はあった。月並みな感想だけどこの人たちって本当にプロなんだ…と思って感動した。

 

ふたりはもう「たりないふたり」を卒業したって言ってたけど私はまだできそうもないので山里亮太よりも早く卒業することを目標としていきたい。

無職日記 #DAY42

今日はものすごい土砂降りで参った。何もそこまで荒れなくても……

一か月半くらいぶりに美容室に行き、いつもの担当の方に髪を染めてもらった。表参道にある美容室だというのにお世話になり始めてから一年ほど私は「あお」か「みどり」か「むらさき」以外のオーダーをした試しがないので面白みのない客で申し訳なく思う。

この美容室は担当の人はもちろんアシスタントの人もシャンプーがうまいし、会話も適度(しかもどうしようもないこと聞いてこない!)で、出してくる雑誌が好みドンピシャなので大好きだ。私に対する解釈の一致というか、そういうのは心地が良い。

暴風雨の中、誕生日の人間がいるので近所のケーキ屋にケーキを買いに行った。こんな天気だというのに列ができていて発狂しそうだったが、ここ以上のケーキはこの世に存在しないので仕方なく並んだ。

ビショビショになりつつ店内に入ると相変わらずキラキラしたケーキと店員さんが迎えてくれたのだがここの店員さんはいつまで経ってもオペレーションが野暮ったく一向に洗練される気配がない。殺気立ってる時にケーキ屋に行くこともないのでいいんだけどね。

爆笑霜降りのシンパイ賞を誕生日マンと共に見ながらご飯を食べたが、かが屋復活企画だったので少し泣いてしまい引かれた。今でこんな感じなのに老化で涙腺が弱くなるというなら60とかになったらどうなっちゃうんだろ。

無職日記 #DAY41

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今日は中高の時の友達とお茶をする日。中高の時の友達とは言っても当時「特に仲が良かったわけでもないが、別に偶然話さなきゃいけないような状況になったとしても苦ではない」的距離感だったが、ひょんなことから半年に一回とかいう絶妙な頻度で会っては半日ほど話す。半年という月日は長いようで短いようで…といった感じでお互いの置かれている環境や心境が確実に変化があるスパンなのでちょうどいい。

たとえば、中一の時の序盤めちゃくちゃ仲良かった子に関してはもはや消息すらわからないし思い出しもしない一方で、当時あまり絡みのなかった人と定期的に集まるようになり、相手にとって有益そうな情報があったら頭に留め置いておくくらいの存在になるのってまああり得ることだけど不思議なことでもあると思う。

お茶に向かう道中でUber EATSの配達員が目に入ったのだが、チャリの上のUberの箱にsupremeのステッカーを貼っているのがすごく痛々しく感じ、率直に可哀想だと思ったが、同時に私の目の付け所も最悪なのでもう少し春で芽吹きつつある植物や花の美しさを感じ取れるようになりたい。

半年もあれば人は少しずつ変化していけるのだから5年もすれば感性が良い方向に変化しているといいな。変わってなさそ〜

無職日記 #DAY40

ついに40日目ということで、一件消化試合の面接を終わらせた。これでおそらく就職活動は終了と相なった。火曜日にオファー面談に行くのでめちゃくちゃな労働条件じゃなければ保留してた数社に断りを入れて終わり。思ったより短期決戦で決着をつけることができたのは持ち前の運の良さのおかげだと思う。ピアスを開けたのが功を奏したのか?まさかの伏線回収である。

ちなみに、2社目に就職する直前に神田明神にお参りにいってお守りまで買ったのに3ヶ月で辞める羽目になったのでもう浮気せずこれまで通り湯島天神一筋で行こうと思う。ごめんね、俺が悪かったよ道真。

無職日記 #DAY39

今日はバイトをしていたが、最後の最後で変な聞き間違いをしてくる人にぶち当たってゲラゲラ笑っていたらいつの間にか定時の19時になっていた。

大したこともやってないはずなのになぜか疲労困憊なのと、在職当時のマネージャーが出てきたらどうしよう…嘘もつけないし…という心配もあり前々職の面接をキャンセルしてしまった。戻ってもまた同じような業務をすることになるし、今希望していた業務をやらせてもらえる会社からほぼ内定が出ているような状況でその選択は違うかなと思うのでこれでいい。

モスバーガーが食べたすぎて秋葉原のモスに駆け込もうと帰路を急いでいると、道端にバラバラになったエロ本が散乱していた。そういえば月曜日にもまた別のエロ本が散乱していたような気がするが作為的なものなのだろうか?

足元に異物が落ちているもんだからどうしても目につく。目を凝らして道に落ちている何かがなんであるか考え、それをエロ本として認識した段階で知的好奇心は満たされたので下を向いている理由はなくなったけど、すぐに視線を前に戻して「エロ本だ!キャ!」ってなってしまったやつになるのがなんか癪だったのでしばらく道端に点々と落ちているエロ本を睨め付けながら前進していたらモスバーガーを通りすぎてしまったことに気づき慌てて道を引き返した。なんてくだらない時間なんだろう。

帰宅してから母親に電話をし、内定の報告。安心したのもつかの間で、地元の友達家族についての話を聞きなんともやるせない気分になる。学生時代、学費も自分で賄っていて余裕なんかなかった私に(一年だけではあるが)一人暮らしをさせた根源はこのやるせなさだったなと思いだす。当時は自分の家庭に起きている色々に対して、怒りと悲しさと後悔と無力感とがないまぜになっており、それから目をそらさなければ発狂してしまうと思った。適切な選択ではたぶんなかったんだけど、どうしてもそうしなきゃいけないと思ったからそうしたし、いい経験だったと思う。

だいたいの最悪な地獄はみんなの「しょうがない」から錬成されるものであり、誰かの悪意マターで起きる悪いことは大したことがない。だからこそ嫌~な気持ちになる。そんな話を聞かされた後しばらく食らってしまってbadな気分ですごしていたわけであるが、数時間前は聞き間違いごときでゲラゲラ笑って、エロ本を睨めつけていたのが嘘のようだなと思った。

無職日記 #DAY38

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おじいちゃんエージェントと電話するために休みなのに8時台に起床した。なんとなくへらへら話を合わせてなんとか終話し、そんなことより起きた瞬間からホットサンドを食べたくてたまらなかったのでさっとシャワーを浴びて外に出た。

近所の喫茶店に行くと、いつもの若マスターが迎え入れてくれたけど、毎回行く度にびっくりした顔をしてくるのだけ気になる。私に似た知り合いでもいるんだろうか。

ものを食べていると頭の中でなにかがカチッとハマったような感覚になることがある。この瞬間はまさにハッピーそのものであり、確実にヤバい脳内物質が分泌されているという実感がある。大学二年生の時からコンスタントに食べ続けている台湾まぜそばは比較的ハマりやすいメニューなんだけれども、おそらく薬と一緒で常用しているとその効果を感じづらいので適切な頻度で通うのが吉。

その喫茶店のホットサンドはすごくおいしくて、食材の味がついてないトースト部分もカリカリでふわふわで甘くて本当に最高だった。その部分をセットのホットコーヒーと一緒に楽しむのも素晴らしく、この世の食べ物とは思えないほどだった。脳内カチッとが久しぶりに発動した瞬間でこんな日がずっと続けばいいのに…とベタに思っちゃった。せめてこういう幸せ感をずっと保存していつでも取り出せるようにしておきたいけど、脳みそが悲観的なつくりになっているのでなかなかそうもいかなくて難しい。もしかしてこういう時のために日記ってあるかんじ?